矯正治療用のマウスピースは1日に何時間つける？

熊本市西区の歯科医院もりの歯科クリニックです。
矯正治療用のマウスピース（アライナー）は、ワイヤー矯正とは異なり取り外しが可能です。しかし治療効果を最大限に引き出すためには、装着時間を守ることが非常に重要です。1日にどれくらいの時間、マウスピースを装着する必要があるのでしょうか？

基本的な装着時間

一般的に、矯正治療用のマウスピースは1日20～22時間の装着が推奨されています。この時間を守ることで歯が計画通りに動き、治療期間が短縮される可能性が高くなります。装着時間が短いと計画通りに歯が動かず、治療期間が延びるリスクがあるため、できるだけ装着時間を守るよう心がけましょう。

食事の際の注意点

食事の際は、マウスピースを外していただきます。食べかすや油分がマウスピースに付着すると汚れや臭いの原因となり、清潔さを保つのが難しくなります。また、飲み物も水以外は避けることが推奨されます。コーヒーや紅茶、ジュースなどはマウスピースに着色する可能性がありますので、飲む前に外しましょう。食事と飲み物の摂取時間を合わせて考慮したうえで、1日の装着時間が20～22時間になるようにしてください。

マウスピースの装着習慣をつけるには

マウスピースの装着を習慣化するためのポイントをいくつか紹介します。

スケジュール管理
毎日のスケジュールを把握し、マウスピースを外す時間を最小限に抑えられるように工夫しましょう。例えば食事の時間を決まった時間に設定し、その前後に必ずマウスピースを外す・装着する習慣をつけると、無駄な時間を減らすことができます。

外出時の持ち運び
外出先でもマウスピースを外すことがあるため、専用のケースを常に持ち歩くようにしましょう。これにより外したマウスピースを紛失するリスクを減らし、再装着のタイミングを逃さないようにします。

タイマーの活用
スマートフォンのタイマーやリマインダーを利用して、マウスピースの装着時間を管理するのも一つの方法です。特に装着開始時や外した後にタイマーをセットすることで、装着時間の管理が容易になります。

まとめ

矯正治療用のマウスピースを1日20～22時間装着することは、治療を成功させるために非常に重要です。マウスピースの装着時間をしっかりと管理し、理想の歯並びを目指していきましょう。マウスピース矯正にご興味のある方はお気軽にご相談ください。