お子さんの歯列不正の原因とは
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お子さんの歯並びが気になってきたという保護者の方も多いのではないでしょうか?近年では、歯科検診によって5人中4人に歯列不正があると言われています。今回は、そんなお子さんの歯列不正の原因について解説していきます。
〇お子さんの歯列不正の原因とは
歯列不正の原因は遺伝によるとも言われてきましたが、最近の研究では、口呼吸や舌癖、異常嚥下(間違った飲み込み方)等による口腔周囲筋の発達異常によるもので、必ずしも遺伝とは限らないことがわかってきています。
・口呼吸
口呼吸でいつも口がポカンと開いたままでいると、舌の位置が正しい場所からズレてしまったり、唇や舌の筋力が低下してしまったりすることに繋がります。筋力が低下することで、上顎前突(出っ歯)や叢生(そうせい)という歯列が狭くなり、歯が重なり合ってしまう状態などが起こるリスクが高まります。
・舌癖、指しゃぶり、爪噛み
前歯を舌で押す、舌を噛むなどの癖を舌癖と呼びます。舌癖は、上顎前突(出っ歯)や開咬、すきっ歯のようなさまざまな歯列不正を招きます。指しゃぶりや爪噛みに関しても同様で、4歳以降も癖が治らない場合は、お子さんのストレスにならないように少しづつやめさせるようにしていきましょう。
・異常嚥下
ものを飲み込む際に、舌で前歯を押してしまうなど、間違った飲み込み方をしてしまうことで開咬や上顎前突(出っ歯)になってしまう可能性があります。
〇お子さまの歯列不正にはマイオブレース矯正治療で対処できます
マイオブレース矯正治療は、上記のようなお子さんの歯列不正の原因にアプローチし、きれいな歯並びと健康状態の改善を目指すことができます。歯列不正の原因を早期に治療する筋機能装置として開発され、本来の子どもの歯並びの正常な発育を促すだけでなく呼吸機能の改善など健康面においても大きなメリットがある事で注目され、25年経った現在では100ヶ国以上に広まっています。歯だけでなく、顎顔面全体を口腔周囲筋のバランスの取れた場所へ動かすので後戻りしにくいこともメリットの1つです。お子さんの歯列不正やマイオブレース矯正治療が気になるという方は、ぜひ1度ご相談にいらしてください。